テオフィリンについて(一般向け)
あちこちのサイトを読んだ中で、判りやすかったサイトをご紹介します。
- 『小児ぜんそくに用いるテオフィリンについて』
(薬局の薬・OTC薬の豆知識(セルフメディケーションOTCネット) - 読みやすい解説です。
- 『テオフィリン徐放製剤を小児に処方される先生方へ』
- 上記サイト内に掲載されている、エーザイが発行した全3ページのコンパクトな資料。
- 本来専門向け資料だが、p2,p3は患児の家族にも役立つ。
- [p2]医師が患児の家族に確認すべき事項=家族が医師に伝えるべきこと。
- [p3]患児の家族向けの内容
- 発熱したときにテオフィリンをやめるか、量を減らすか、主治医に予め確認しておく。
- 飲ませ忘れた後等にも、2回分を1度に飲ませない。飲ませる間隔を短くするのも避ける。 - 『喘息薬「テオフィリン」は安全?危険?』
- 2005.11掲載の解説。日本小児アレルギー学会『ガイドライン』については触れているが、厚生労働省の『適正使用ガイドライン(2006.3)』については未反映。
専門向けリンクは作成中です。
テオフィリンをずっと投薬してきた医師に、素人である家族が「テオフィリンは怖い」と訴えても、聞きいれていただけるとは限りません。専門家には専門家向けのサイトを読んでいただくのがいいと思います。
テオフィリンを使うべき時/使うべきでない時
(2006.3厚生労働省医薬食品局安全対策課・平成17 年度研究)使うべき時
現在の喘息医療において、テオフィリン/アミノフェリンは、未だ必要な薬剤です。
●発作時におけるアミノフェリンの使用
●長期管理におけるテオフィリンの使用
→上記2ページを読むための用語のまとめ
「テオドールはなぜ処方される?」…情報を求めております。
原則として使用すべきでない時
× 患児生後6 カ月未満
使用を慎重にするべき時
▲ [2歳未満] 痙攣を起こしやすい
△ [2歳未満] 両親が子供の頃に痙攣を起こしやすかった。⇒親から医師に伝えるべき
▲ [0-15歳] 発熱時
【余計ごと】
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